先日浜松に行く機会がありましてせっかくという事で
うなぎパイファクトリーへ行ってきました。
工場見学をしてうなぎパイが出来ていく工程を見ていたのですが、
その中に気になる説明がありまして。
「夜のお菓子」の由来について。
「夜の」をつけるとなんでもエロくなる
とツイッターやにちゃんなどでもよく言われているように
「夜の」をつけると大体の単語が何となくそういう意味深な方向に見えてきます。
元々うなぎは土用丑の日のように暑い夏もウナギを食べて
精力をつけて乗り切ろうと江戸時代からしているくらい
精をつける食べ物における代表格の一つ。
そんなうなぎをモチーフに使ったお菓子が
「夜のお菓子」と言われたら
精力+夜=???ってことで由来もなんとなく察しがつく感じですが
夜の一家団らんの時間でうなぎパイを食べて楽しいひと時を過ごしてほしい
というのが本来の由来だそうです。
夜のお菓子とは家族団らんのひとときに召し上がってもらいたいという意味です。
命名者は当社二代目社長の山崎幸一です。うなぎパイが誕生した昭和36年は高度経済成長の真っ只中。その成長期において女性も社会に働きに出るようになり、子供たちも学校・塾など・・・皆が家にいる時間が少なくなりはじめていたようです。そんな中、夜の夕食だけは家族の集まる団らんのひとときとして大切にされていた時間でした。そんなひとときに「うなぎパイ」を囲んで楽しいひとときをすごしてもらいたいと命名されたのが「夜のお菓子」です。ただ、実際には違う解釈もして買っていく方も多いようです。
狙い通りというかなんというか別の解釈でお土産に購入していく人も多い様子。
実際うなぎパイと言えば「夜のお菓子」で
知らない人はいない程のものなので狙い通りというか
由来は別にせよユーモアに富んだ秀逸なキャッチコピーと言えるでしょう。
原材料を見るとしっかり「うなぎ粉」「ガーリック」が入っているので
「夜の」お菓子としても普通の菓子よりは役に立ちそう。
ちなみにこのガーリックも精力増強もありつつうなぎパイの隠し味として
深みを出すのに役立っているそうで
味・話題性・実用性をすべて兼ね備えた
うなぎパイがお土産として爆発的に売れたのはある意味必然だったのかもしれません。
ちなみに現在うなぎパイは
・うなぎパイ
・うなぎパイナッツ入り
・うなぎパイV.S.O.P.
・うなぎパイミニ
の4種類が出ており
それぞれ食べてみましたが
・うなぎパイ
一番ポピュラーなの。定番の味。
・うなぎパイナッツ入り
名の通りアーモンドやピーナッツなどナッツ類が入ったうなぎパイ。
普通のうなぎパイより香ばしさが増しており、より軽く食べられる感じ。
・うなぎパイV.S.O.P.
ナッツ類に加え高級ブランデーを加えた最高級品。
ブランデーを加えたことで味にフルーティーさが加わり、
より深みの増した仕上がりになっています。
別名「真夜中のお菓子」
こちらの由来はどんな理由になるのでしょうか。
今度こそ、そういうことでしょうか。
・うなぎパイミニ
普通のうなぎパイより小さく食べやすくなっている。
蜂蜜+ナッツ入りで夜のお菓子ながらより子どもにも食べやすい味。
うなぎパイファクトリーにはカフェもあってうなぎパイを使ったデザートが食べられるとのことで結構な人気。
うなぎパイカフェ|うなぎパイファクトリー(工場見学)公式サイト
この中でも4種のうなぎパイ&メルティングショコラセットは
前述のうなぎパイ四種が一つずつ食べられるのに加え、
メルティングショコラという
チョコで出来た半球型のドームをアツアツのホットチョコで溶かし中の果物などとフォンデュ状にしてオシャレなものなので
話題性も高く写真も撮りながら食べることという女子女子したことも可能。。
工場見学自体は無料+見学するだけでうなぎパイが一人3つももらえるので浜松を観光する際は一度検討してみては。
カップル、友人、ファミリーどの層であっても楽しめるスポットになってました。