山口県と言えば「ふぐ」「秋芳洞」「秋吉台」「角島」「元乃隅稲成神社」…などなど色々ありますが…
「山賊」というスポットをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
ケンミンショーでも紹介されたりとそうでもないよう
山口県民であれば一度は行ったことがあるであろう山賊。
それを知らない、行ったことが無いというのは本当に勿体ない!ということで今回はその実態を明らかにしていこうと思います。
山口県に行く機会があれば是非一度は寄ってほしいお店「山賊」の全貌はコレだ!(インスタ映えもするよ!)
そもそも山賊とは?
山賊は正式名称「いろり山賊」という食事処。
つまるところのレストラン。その外観はというと
食事処…?
そう。山賊はただの食事処では無い。山口県西部に位置する一大アミューズメント施設なのだ。
入り口には巨大な山城と砦がそびえ立ち…
年中大量の鯉のぼりが空を埋め尽くすその姿はまさに圧巻異様。
砦の中に入ると…
各所にある真っ赤なお座敷と炬燵。そして大量の提灯。
通りには色々なお土産を売っている屋台も。
食事処…?
とにかく広い敷地の中、まるで山賊の如く屋外でそれぞれ好きな場所の座敷で食べる。それが「山賊」の流儀。
山賊での食事
山賊には数多くのメニューがあります。
ご飯ものから麺類まで種類は様々。その中でも山賊の定番かつ食べておきたいメニューが
手のひらほどある巨大なおにぎり「山賊むすび」。
中には鮭、昆布、梅の三種が入っており巨大ながら飽きることなく食べ進めることが可能。しかしながら一人で食べる事は全くオススメしません。
1つでおなかいっぱいになってしまうから。
これまた巨大な鶏肉の塊「山賊焼」
甘辛く味付けされたソレはそのまま食べても良し。先ほどのおむすびのおかずにしても良し。ある意味二コイチ。
ちなみに持ち手がめっちゃ長い。
当たり前のように机からも飛び出す持ち手。これを片手で掴みつつかぶりつけばまさに気分は山賊。
そして全てをまとめ、口をリセットしてくれるのが
あっさりとしてスルスル食べられる「山賊うどん(そば)」
うどんとそばが選べるので、そばを頼んでみたが太さはもはやうどん。
「山賊むすび」「山賊焼」「山賊うどん」
この三点セットが山賊の定番であり、コレを食べずして山賊は語れない。
ちなみにそれぞれ結構量が多めだけど持ち帰りも可能なのでどうしても食べきれない場合はそう店員さんに伝えよう。
山賊は出来れば午前中に行くべし
山賊はとにかくめっちゃ混みます。道路が駐車場待ちの車で通れなくなりそうなほど。
僕はこの前三連休の中日に行ったところ食事にありつくまで二時間程かかりました。
これを避けたいのであれば午前中の来訪がオススメ。
なんと9:30から開いているのでお腹が大丈夫というのであれば早めに行こう。
そこまで早くなくても通常の土日位であれば、11時に行けばおおよそ大丈夫…のはず。
食事は食券を買った順番で来るため、まずは食券を買ってそれからお目当ての席へ向かうべし。
どうしても待ちたくないなら山賊内の穴場「桃李庵」がオススメ
「山賊に行きたくても待つのはちょっと…」とか
「外は虫がいるし出来れば屋内が良い!!」という方にオススメなのが山賊内の店舗「桃李庵」
一番最初写真でドデカい城があったかと思うんですが、実はあの中で食事をすることが出来ます。
中はまさに城。ぶっとい梁と1メートルは余裕で超える提灯が並び、これまたアミューズメント。
混んでいる時も屋外のいろり山賊に比べ、意外に穴場なほか予約も可能です。
しかもここだと通常の山賊料理に加え各種肉料理も堪能できます。
個人的にビーフシチューが肉もホロホロでとても美味しかったのでオススメ。
少し値段は張るものの、これまた名物の皇(すめらぎ)牛のサーロインステーキも巨大で柔らかくて見ごたえ食べごたえ抜群なので注文の価値アリ。
下の鉄板がやたらデカいので初見まず間違いなくビビります。
山賊まとめ
・とりあえず山賊三点セットは頼むべし
・正午前後は混むので注意
・一つ一つ量が多めなので注文注意。
・ 桃李庵も選択肢に入れて考える
・考えるな感じろ
以上とりあえず締めにまとめてみました。そして僕から最後に1つ。
出来れば一度はトイレに行きましょう。
男性の場合、小便器にこれでもかというほど氷が敷き詰められてます。
これを自分の砲台を以て溶解させるのは中々出来ない体験と言えるでしょう。
この辺もアミューズメント施策の一環なのかなあ。皆様是非「山賊」へどうぞ。